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ニュース・フラッシュ

2008年3月10日 バンクーバー 武富義和

カナダ:国際鉱業大会PDAC2008、トロントにて開催

 世界で最も大規模な国際鉱業大会であるPDAC2008が、3月2日から5日にかけて、カナダ・トロントのMetro Toronto Convention Centreにて開催された。
 この大会の講演は、探鉱関連、先住民問題、商品市場見通し等多岐にわたっており、その他、トレードショー、投資家意見交換も行われている。主催者であるPDAC(カナダ探鉱開発協会)によると、2008年の入場者数は、2007年の1.76万人から2万人に達したとのことであった。
 この大会には、探鉱、鉱山開発を行っている会社1,200社、カナダ各州政府、南米ブラジル、ペルー、アルゼンチン、中国、PNG、ニュージーランド、豪州等から広く参加している。その他、地質、探鉱関係者、金融、証券、学生、アナリスト等幅広い人材が集っている。
 3月2日には、金、ウラン、銅、モリブデン、銀、亜鉛等主要金属の今後の価格見通し、需給動向等について、銀行、証券等のアナリストから具体的な報告がなされた。また、3月2日のオープニングセレモニーでは、連邦天然資源省Lunn大臣が、新年度予算、スーパーフロースルー制度の延長、先住民対応等について講演を行った。
 その他、このイベントに併せて、カナダサイドでは、天然資源省、輸出開発省等主催によるカナダMining Businessの啓蒙セミナー、BC州による投資関連Lunchon等を開催しアピールしていた。また、世界の鉱業会社が一同に会する機会を利用し、各国政府機関によるセミナー等をはじめ、至る所で幾多のプロジェクト関連ミーティングがもたれていた。
 日本からは、JOGMECが毎年展示ブースを出展しているが、本年は、JICAがセルビア、ラオスでの鉱業関係調査の成果を出展した。
 2008年は、コンベンションセンターの場所も広いところに変更しており、大会全体としては、2007年よりも活況があるとの印象を受けた。

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