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ニュース・フラッシュ

2008年3月10日 バンクーバー 武富義和

PDAC2008において、メキシコ経済大臣、メキシコへの鉱業投資加速について言及

 カナダ地元紙によると、貴金属、特に金を中心として、メキシコへの投資が加速している。この理由として、金銀の鉱床自体はさほど高品位なものではないが、メキシコが政治的に安定しており、鉱業関係法令が整備され海外からの投資が容易であることが挙げられている。海外投資の活発化により、鉱業生産額は、5年前の23億US$から2007年には72億US$まで増加している。
 メキシコEduardo Sojo garza Garza-Aldape 経済大臣は、PDACでのインタビューに応じ、メキシコの鉱業部門は、貴金属価格の高騰を反映し、GDPの3.6%を占めるに至っており、30万人の雇用、今まで恩恵の及ばなかった未開発地域の経済発展にも貢献していると述べている。
 メキシコにおける2007年の探鉱投資額は189百万US$に上っており、カナダの鉱業専門シンクタンクであるメタル・エコノミックス・グループの発表によると、世界全体の7.4%を占め、カナダ、豪州、米国に次ぎ世界で4番目となっている。
 外国企業による鉱業関連資本投資額は428百万US$となっており、中でもカナダ企業が貢献している。また、現在387の探鉱プロジェクトがカナダで進んでいるがその83%がカナダ企業となっている。
 メキシコにおける最大の外資企業であるGoldcorp社は、3つの鉱山をメキシコで操業しており、この中には15億US$を投資し、400千oz/年の金生産が期待されるPenasquitoも含まれる。
 同大臣は、1990年代の外資規制の撤廃が現在のようなメキシコ鉱業投資促進に繋がっているとの見解も述べている。

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