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ニュース・フラッシュ

2008年3月18日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:世界の探鉱投資国トップテンに再浮上

 3月5日付け地元紙の報道によると、カナダのMetals Economics Group(MEG)が発表した2007年の世界の探鉱投資国のトップテン内にチリが再浮上した。2006年には同ランキング11位とトップテンから外れたが、2007年は7位まで上昇した。
 MEGによると、2007年のチリにおける探鉱投資額は360百万US$で、全世界の投資額の4%に相当する。今回のランキングで1位を占めたのはカナダで全世界の19%、続いてオーストラリア(同12%)、アメリカ(同7%)、ロシア(同6%)、メキシコ(同6%)、ペルー(5%)であった。2007年は平均銅価格が3.23US$/lbと記録的に高騰したことから、世界の探鉱投資額が約100億US$に達した。
 チリは世界でも有数の産銅国であるにも拘わらず、MEGが統計するランキングではここ数年間は下降気味であった。今回、前回より4ランク上昇して7位に浮上したが、10年前のようにトップの座に着くにはほど遠い状況である。これは、チリのように銅鉱山開発において既に成熟した国では大規模な鉱床を発見する可能性が薄いためである。しかし、トロントで開催されたPDACの席で当ランキングを発表したDavid Cox氏は、チリを含む全ての国でまだ発見されていない鉱床が存在するとコメントした。同総会に参加したSantiago Gonzálezチリ鉱業大臣を筆頭とするチリ代表団は、ブースを展示し、同国でのベースメタル探鉱促進のため、チリが持つポテンシャル及び国と民間によるイニシアチブに関するセミナーを開催した。

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