閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年3月19日 リマ 西川信康

ペルー:探鉱段階の環境規則を近く改正

 業界紙等によると、イサシ鉱山次官は、探鉱活動の環境規則に関して以下のように改正することを明らかにした。本規則は、エネルギー鉱山大臣及び大統領による承認を経て2008年4月から適用される見込みである。
 -地質調査に関しては、エネルギー鉱山省による認可は必要ないが土地所有者の許可を取得し、地域住民の権利を尊重した活動を行わなければならない。
 -既存のカテゴリーBをカテゴリーⅠに、カテゴリーCをカテゴリーⅡに名称変更する。
 -カテゴリーⅠ(ボーリング数20本まで)の探鉱活動に関しては、環境影響申告書(Declaracion de Impacto Anbiental:DIA)のエネルギー鉱山省への提出をもって自動承認とする。
 -ただしカテゴリーIに分類される探鉱活動で、以下の条件に当てはまる場合、探鉱許可における自動承認は適用されない。
 ・ウラン探鉱
 ・自然保護地域或いは自然保護地域に隣接する地区
 ・湿地帯、水路、井戸等の50m以内
 ・氷河内或いは氷河から100m以内
 ・原生林或いは保護森林地区
 ・休廃止鉱山鉱害の存在する地区、或いはカテゴリーⅠの許容範囲を超える探鉱作業実施後、作業跡が未修復の地区
 -カテゴリーⅡ(ボーリング数21本以上)についても同様で、環境影響調査報告書を提出後、規定の期間を経た後にエネルギー鉱山省からの回答が無い場合には否認とみなす。
 (現段階では規定期間経過後、回答の無い場合は承認とみなされる)
 また、イサシ鉱山次官は、2007年にエネルギー鉱山省は鉱山会社が提出した環境調査報告書のうち338件を承認し128件を否認したことを明らかにした。次官は、環境調査結果の審査は厳正に実施されているとし、一部NGO団体による、エネルギー鉱山省が鉱山会社と結託しているとの見方は誤りであると主張した。

ページトップへ