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ニュース・フラッシュ

2008年3月19日 ロンドン オーエン溝口佳美

グリーンランド:Kvanefjled複合鉱床プロジェクトのウラン開発計画について

 Greenland Minerals and Energy社(豪)は、2008年2月8日に、同社が行う探鉱プロジェクトのKvanefjled複合鉱床(multi element deposit)プロジェクトについて、今後の探鉱開発計画を発表した。同プロジェクトは、グリーンランド南西部のIlimaussaqコンプレックスに位置し、鉱物資源の豊富なエリアで、その鉱種にはウラン、リチウム、ベリリウム、ジルコン、希土類を含む。同鉱床は、19世紀に発見されて以来、デンマーク政府によって、積極的なボーリングが行われてきたが、1980年代に、同政府のウランに関する方針に変更が生じたため、探鉱は休止となった。今までに確認されたJORC規程に基づく予測鉱物資源量は、126百万t(平均品位400ppm、U3O8含有量)、U3O8は50,700tである。今回の発表では、2007年に、およそ22百万A$の資金調達を行い、同プロジェクトへの総投資額は30百万A$となった。また、今後、プレFSを開始し、2008年末の完了を見込んでいる。一方、現在のグリーンランドの鉱業権は、ウランを一次生産品として採掘することは許可されておらず、副産物としての採掘が許可されている。しかし、鉱物・石油庁(Bureau of Minerals and Petroleum)は、現在、ウラン採掘に関する法案の見直しを行っており、2009年初めに見直しの結果が出る予定である。

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