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ニュース・フラッシュ

2008年3月25日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCOとBHP BillitonがGas Atacama社の破綻救済を申し出る

 3月20日付の地元業界紙によると、BHP Billitonとチリ国営CODELCOが、電力会社Gas Atacama社の破綻救済に必要な資金の一部を拠出することで合意した。チリは2008年に想定される電力不足に備えているが、この破綻救済措置はチリ電力大北部連結システム(SING)の電力確保を目的としている。
 報道によると、もしGas Atacama社の経営が成り立たなくなると、CODELCOとBHP Billitonのチリ北部における銅生産に障害をきたす。Gas Atacama社はチリ北部で780MWの火力発電所を操業しているが、総額約650百万US$の負債を抱えており、CODELCOとBHP Billitonはこの一部を資金提供する意志を表明した。Gas Atacama社はアルゼンチンからの安い天然ガス供給が停止したため、発電燃料としてより高いディーゼル油を使用せねばならず、その結果この財政危機に直面した。
 CODELCOは組織の中で最大のセクションであるチリ第Ⅱ州のCODELCO Norte divisionがSINGより電力供給を受けている。一方、BHP Billitonはこの地域でEscondida鉱山、Spence鉱山、Cerro Colorado鉱山を操業している。

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