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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年3月31日 バンクーバー 武富義和、メキシコ 小島和浩

カナダ:Teck Cominco、Inmet Mining社との間で、パナマでの銅鉱山開発に合意

 Teck ComincoとInmet Mining社(本社トロント以下、Inmet)は3月26日、パナマのPetaquilla銅開発プロジェクトを推進することで合意したと発表した。
 Petaquilla銅鉱床の開発主体となるMinera Petaquilla社(MPSA社)の現時点での株主契約では、Inmetは、MPSA社の48%の権益、Petaquilla Copper社(以下、PC社)は52%の権益を保有。Teck Comincoは、PC社が負担すべき52%相当の商業生産に至るまでのPetaquilla開発資金を全額負担することでPC社の権益の半分(26%)を得るオプション権を有しており、3月31日までにPC社の権益を半分取得するか否かについて選択を迫られていた。
 なお、今回の合意には、Petaquillaプロジェクト開発に当たり、Teck Comincoはプロジェクト操業子会社を設立して詳細設計資金を投入し、Inmetは、人材を派遣することが含まれている。
 また、Inmetは2009年9月末まで、もしくは総額が50百万US$に達するまで、同プロジェクトの開発資金の全額を提供する。Teck Comincoは、上記期限のいずれかに達した時点で、自己の権益分の開発コストを負担するか否かを決定しなければならない。Teck Comincoが費用を負担する場合は、同社はInmetが立替えた開発コストを支払い、両社が共同で操業子会社の運営に携わり、Inmetによる免責の保証は解除される。Teck Comincoが開発費用を負担しないと決定した場合には、同社の権益はInmetに売却される。
 同プロジェクトは操業期間23年で銅440万t、金160万oz、モリブデン60万tの生産を予定しているが、開発コストは当初見込みの2倍の35億US$に上方修正している。

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