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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2008年4月4日 シドニー 永井正博

豪州・中国:Shougang社(首都鉄鋼公司)、Mt.Gibson社の買収を断念

 4月2日、Shougang Concord社(Shougang Holding社の子会社、以下Shougang社)は、豪州政府の買収反対によりMount Gibson Iron Ltd.(本社パース、以下Mt.Gibson社)の買収を断念したと述べた。
 Mt.Gibson社は、Merrill Lynchより、ロシアのGazmetall Holding Cyprus Ltd.(以下Gazmetall社)所有の156.8百万株は2.65A$/株で現存の機関投資家への売却されたことを知らされた。
 2月18日、Mt Gibson社は、最大の株主である香港資本のAPAC Resources社(以下APAC社)とShougang社との関係に疑問が生じ、Gazmetall社所有の19.72%の株がShougang社に売られることを防ぐために、買収規制当局(Takeover Panel)に訴えた。Mt.Gibson社は、Shougang社が豪州の買収ルールで要求されている買収額付け開始の通知をしないで行う販売は中止されるべきだと述べた。
 Shougang社は、APAC社の株18%を所有し、APAC社は、Mt.Gibson社の株20.19%を所有しているが、この2社の会長は同じCao Zhong氏である。
 3月31日、買収規制当局は、Shougang社とAPAC社との間には密接な関係があり、もし、Shougang社がGazmetall社所有の株を獲得すれば、Mt.Gibson社をコントロールすることになり、容認できない影響があると裁定したことを公表した。
 豪州の規則の下では、株式を20%以上保有する機関投資家は、正式な買収額付けが求められている。

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