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ニュース・フラッシュ

2008年4月14日 リマ 西川信康

ペルー:エネルギー鉱山大臣、全国ストライキ自制を呼び掛け

 業界紙等によると、鉱業冶金製鉄労働者連盟による5月12日からのストライキ開始の発表について、バルディビア・エネルギー鉱山大臣は、連盟側の要求は法に適ったものであるとしつつ、無秩序な行動に走るべきではないとし、XstrataやSouthern Copper、Cerro Verde、Shougangその他の企業に対し自制を求めた。同連盟は、鉱山の労働条件の改善や利益配当などに関する諸問題の解決に対する政府の積極性が欠けている点を不満とし、5月12日より全国規模のストライキを予定している。また、同大臣は、ストライキ予定日の数日後にEU中南米カリブサミットがリマで開催されることから、国、鉱山企業、労働者が事前に合意に至る可能性があることも示唆した。
 一方、クルス鉱業協会会長は、利益配当の上限撤廃や早期退職金制度、派遣労働者に対する利益配当等の導入には法律の改正が必要となるため、決定権を握るのは国会であるとコメントし、問題解決のため、国の主導的な役割を期待すると発言した。

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