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ニュース・フラッシュ

2008年4月15日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:CODELCO、MinmetalsへのGabriela Mistral(旧Gaby)プロジェクト権益売却を決定

 地元各紙の報道によると、CODELCOはGabriela Mistral(旧Gaby)銅山の最高49%までの権益をMinmetals社へ売却する意向を明らかにした。硫化鉱の存在が確認され当鉱床のマインライフが倍増したことから、当鉱床の権益売却に関して、中国側は売却に関する早期合意を迫り、その一方で、チリ側の国会及び労働者代表は、ここ数年低迷している生産性向上に繋がる当鉱床の売却に対し、反対の声を上げていた。
 このような状況下で、CODELCOは中国のMinmetals社にGabyプロジェクトの権益を最高49%まで売却する合意を果たす旨を明らかにした。海外からの報道陣を交えた記者会見でCODELCOのArellano総裁は、「CODELCOそしてチリは、今まで一度交わされた契約は守る精神を貫いている。そのため、CODELCOが交わした契約は遂行する。」とコメントした。同総裁は、今回この契約を破棄し中国との関係を台無しにするのは間違いであるとの考えで決断に踏み切ったが、売却する権益割合については、再度協議するよう提案すると言われている。
 Gaby鉱山は2008年3月から銅カソードの生産を開始しており、2008年は100,000t、翌年以降は年間150,000tの銅生産を見込んでいる。

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