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ニュース・フラッシュ

2008年4月22日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:Valeは輸送システム増強に120億US$投資

 4月16日付の地元業界紙によると、Vale(ブラジル)は、次期5年間で輸送システムに120億US$を投資する計画であると輸送担当課長のMarcello Spinelli氏は述べた。
 Spinelli氏はDash 9型起動車23台を4,600万US$で購入注文したことを強調し、これは3.5kmの長さを持つ330台ワゴン列車の一部になるとのことである。世界最長となるこの列車は、Carajas地域の鉄道システムと南北鉄道システムを統合し、北部のMaranhao州とPara州をリンクさせるとSpinelli氏はサンパウロで開催された第13回Intermodal South America Conferenceで語った。
 全体としてValeは北部ブラジルに96億US$を投資し、そのうち59億US$がCarajas地域の鉄道システムへの投資となる。この投資により、北部ブラジルにおける鉄鉱石の生産量は現在の年産1億tから2012年には2億3千万tまで増加し、南部ブラジルでは1億tから1億2千万tに増加する。次期5年間でValeは13,920台の車輌と245台の起動車を取得する予定であるが、購入については社内総務部門の許可待ちの状態である。
 更にValeは、次期5年間にMaranhao州の港湾都市Sao Luisと中央部Tocantins州のPalmasとを結ぶ南北鉄道プロジェクトに、7億9千万US$を投資する計画である。このプロジェクトに関して、2009年には5万人の新規雇用が見込まれる。これらの輸送プロジェクトはValeの2008~2012年の590億US$の投資計画の一部である。

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