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ニュース・フラッシュ

2008年4月28日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア:PT International Nickel Indonesia社、2008年第1四半期決算発表

 PT International Nickel Indonesia TBK社(略称PT Inco※)は4月25日、2008年第1四半期決算を発表し、純利益は前年同期比39%減の1億3,960万US$、売上高は前年同期比15%減の3億8,000万US$を計上したことを明らかにした。Sorowako鉱山のニッケル生産量は、前年同期に比べ2,156t(12%)増の20,136tを記録した。しかし、平均販売価格が前年同期に比べ27%安い2万1,187US$/tに下落し、生産コストが燃料価格の高騰を受けて前年同期比20%上昇し8,857US$/tになったため、売上高を圧迫した。生産量の増加は、採掘の効率化と電気炉の保守を4月に延期したことが要因。Arif Siregar社長は、2008年の通年の生産目標は、ニッケル78,000~79,000tとし、同社の鉱石埋蔵量は、2007年12月31日現在、1億6,100万t、Ni品位1.78%(確定鉱石埋蔵量8,000万t、Ni品位1.80%、推定鉱石埋蔵量8,100万、Ni品位1.76%)で、30年以上の可採年数を有するとした。また低品位ラテライト鉱の資源化を図るため、Sorowako鉱山に年産22,000t規模のHPAL(高圧酸浸出法)施設の建設を検討していると述べている。
(※権益構成:Vale Inco 60.8%、住友金属鉱山 20.09%、東芝ニッケル 0.54%、三井物産 0.36%、住友商事 0.14%、双日 0.14%、一般投資家 17.93%)

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