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ニュース・フラッシュ

2008年4月29日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:CODELCO、下請従業員による暴力的ストライキにより、未だ操業停止中

 地元各紙の報道によると、CODELCOの下請従業員が過激的デモ行為を繰り返しており、労働者3人のけが人を出すなどの問題となっている。
 Salvador、Anidna両ディビジョンでは、ストライキにより4月16日から操業停止されており、El Tenienteディビジョンにおいても労働者の通勤バスに石や鉄の玉が投げられ、けが人を出したため、CODELCOの労働組合によって操業停止が決定された。
 Salvador、Anidna及びEl Tenienteの3ディビジョンが操業停止することは、CODELCOにとって一日当たり17百万US$の損失であり、現時点までの損失は総額85百万US$に上っている。
 チリ政府及びCODELCOとしては、2008年12月末に支給される予定であった一人当たり450,000ペソ(約1,000US$)の一時金前払い、1,500人の下請労働者をCODELCOが直接雇用すること、下請業者との契約の見直し等を開始するなど和解対策を行っているが、下請従業員側はCODELCOが合意内容を守っておらず、CODELCO側が直接交渉を行うまで、ストライキは続行する意向としている。一方、CODELCO側は直接交渉を実施する理由がなく、問題がある場合は、直接雇用契約を交わしている下請業者と交渉するべきであるとの姿勢を崩していない。

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