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ニュース・フラッシュ

2008年4月29日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:Esperanzaプロジェクト及びEl Tesoro鉱山会社の権益30%を丸紅が買収

 4月25日付地元各紙は、丸紅(株)がAntofagasta Minerals社から、チリ第Ⅱ州Sierra Gorda地区に位置するEsperanzaプロジェクト及びEl Tesoro鉱山会社の権益30%を13億US$で取得することになったと報道した。
 Antofagasta MineralsのMarcelo Awad社長は、4月24日、ニューヨークで記者会見し、「本日、日本の丸紅と契約を締結し、同社にEsperanza鉱山開発プロジェクト及びEl Tesoro鉱山会社の権益30%を譲渡すことを取決めた。譲渡価格は13.1億US$である。」と発表した。今回Antofagasata Mineralsが丸紅に譲渡するのは、①開発中のEsperanza銅山及びTelegrafo銅鉱床、②El Tesoro鉱山会社(操業中のEl Tesoro銅山(SxEwカソード生産)及び未開発のTesoro Norte銅鉱床を含む)の各々30%の権益である。なお、丸紅は上記譲渡価格を支払う他、Esperanza銅山開発の初期投資額19億US$の30%を負担する。
 Esperanzaは2010年末より操業開始の予定、埋蔵量は480百万t(品位Cu 0.57%)で、年間生産量は銅精鉱700千t。用水は全量海水を使用するため、275百万US$を投じ、海岸から145km、海抜2,300mに位置するマイン・サイトまでパイプ流送する計画である。なお、本プロジェクトは、現在、環境影響調査の承認待ちの段階にある。
 El Tesoro銅山は2001年に操業を開始、2007年のSxEwカソード生産量は93千tでTesoro Nuevo鉱床を含めた埋蔵量は127百万t(品位Cu 0.80%)である。

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