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ニュース・フラッシュ

2008年5月13日 サンティアゴ 平井浩二

チリ:El Mauro廃さいダムの建設でAntofagasta Mineralsが灌漑権者と和解

 5月8日付地元各紙は、Antofagasta MineralsがLos Pelambres銅山のEl Mauro廃さいダム建設に反対して訴訟を起こしていた灌漑用水権者及び農園主と和解することに成功したと報道した。
 同社は、チリ水資源総局の許可を得て、5.8億US$を投じてLos Pelambres銅山のElMauro廃さいダムを建設していたが、付近の農園主及び灌漑用水権者が同ダムの建設に反対して提訴し、高等裁判所が水資源総局の許可を無効とする判決を出したため、建設工事を中断していた。
 同社は最高裁に上告していたが、5月7日開廷した最高裁判所の第3小法廷で裁判長がAntofagasta Mineralsに灌漑用水権者及び農園主と和解するよう提案し、同社が灌漑用水権者及び農園主に23百万US$を支払うことで和解が成立した。
 現在、Los Pelambresで使用中のQuillayes廃さいダムは2009年2月に満杯になる予定で、裁判が長引きEl Mauroの建設が間に合わない場合、Antofagasta MineralsはLos Pelambresの操業を停止しなければならない状況にあった。今回、和解が成立したことで、El Mauro廃さいダムの建設を完成することが可能となった。

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