閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年5月26日 バンクーバー 武富義和

カナダ:Goldcorp、年次総会で更なるM&Aに言及する一方、中南米での鉱害問題について指摘を受ける

Goldcorp(本社:バンクーバー)は、年次総会において、今後5か年のうちに金生産量を50%増加するためには新規鉱山開発が必要であり、13億C$のキャッシュ、ゼロ債務を背景に、生産のボトムラインを押し上げるためM&Aを模索している旨を説明した。M&A対象としては、シニア企業ではなく、ジュニア企業が好ましいと考えている。また、この1年間で埋蔵量が9%増加したことも併せて発表する等Goldcorpの躍進を印象付けた。
一方で、総会に参加したSiria Valley環境保護委員会のCarlos Amador氏からは、ホンジュラスで操業するSan Martin鉱山でのシアン等による鉱害問題に対して、Goldcorpは何ら誠実な対応をしていないとの批判がなされていること、中米の露天掘の鉱山周辺では、血中に高レベルの水銀、シアン、砒素が検出されていることを指摘するとともに、Goldcorpによる金製錬工程での水の大量消費による水源枯渇、また、重金属による水質汚染を助長しているとも述べた。

ページトップへ