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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年5月26日 ジャカルタ 池田 肇

フィリピン:Oceana Gold社、Didipio金・銅開発で火力自家発電所を建設

 Oceana Gold社(本社:メルボルン)は5月16日、Luzon島Nueva Vizcaya州(Manilaの北270km)で手掛けるDidipio金・銅鉱開発において電力の安定確保を図るため独自の石油火力自家発電所を建設することを明らかにした。なお、投資総額は、当初の1億5,500万US$から3億2,000万US$に拡大する。また、露天掘採掘の湧水対策として地下水位を低下させるために計画されていた全長6.2kmの疎水坑道の建設は取り止め、ポンプ能力の増強によって湧水を揚水(対処)する。Didipio金・銅鉱床の埋蔵量は、金157万oz(48.8t)(品位1.48g/t)、銅19万t(品位0.58%)、マインライフは15年以上である。年間の粗鉱処理量は2,500万tで金を12万oz(3.7t)、銅1万5,000tを生産する計画である。鉱山操業開始後、金価格が800US$/oz、銅価格が3.50US$/lbで推移すると3年間で初期投資を回収できる。選鉱場の建設工事は、EPCM(Engineering, Procurement and Construction Management)方式によりAusenco社が、露天掘採掘はLeighton Asiaの子会社Leighton Contractors(Philippines)社がそれぞれ受注し、2008年5月から露天掘の剥土作業が開始されている。鉱山労働者は、現在900人で、そのうち98%がフィリピン人、半数が地元出身者となっている。鉱山の生産開始は、2009年上期が予定されている。

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