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ニュース・フラッシュ

2008年5月28日 リマ 西川信康

ペルー:左派政党が余剰利益税法案再提出の構え

 業界紙等によると、左派UPP党のラモス議員は、近く国会のエネルギー鉱山委員会に対して鉱山会社への余剰利益税法案を提出する考えを明らかにした。同法案は2006年にも国会に提出されたが、当時自発的拠出金の導入との関係で否決された経緯がある。ラモス議員は、昨今の鉱山会社の莫大な利益を考慮した場合、自発的拠出金はあまりにも小額であるばかりでなく、拠出金の支払いを拒否する企業さえ存在しているとし余剰利益税導入の必要性を訴えた。
 これに対し、バルディビア・エネルギー鉱山大臣は、余剰利益税の導入は、法的安定性の原則に反するもので、中長期的に鉱業投資が減退していく恐れがあり、ペルーの銅生産が世界一の産銅国チリに追いつくことは不可能になるとの見解を示し、同法案に対し、明確に反対する立場を示した。

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