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ニュース・フラッシュ

2008年6月2日 ロンドン フレンチ香織

欧州:欧州議会、「廃棄物枠組指令」改正案を採決。金属スクラップ輸出規制の緩和に期待

 業界紙によると、欧州議会は6月17日、欧州連合によって定められている「廃棄物枠組指令」の一部改正案を採決する予定だ。本指令が改正されると、欧州諸国からの金属スクラップの輸出規制が緩和される可能性があるものとして欧州スクラップ輸出業者からの期待が高まっている。
 現状では、金属スクラップは廃棄物として分類され、本指令によって輸出規制が課され、貿易を阻害しているケースが多い。BMRA(英国金属リサイクル協会:British Metals Recycling Association)によると、本指令によって、欧州の金属スクラップ輸出業者は、非・欧州連合加盟国のアジア諸国及び米国を含む、重要な顧客を減らしている。また、OECD諸国以外へのスクラップ輸出に関しては、欧州におけるWSR(廃棄物輸送法:Waste Shipment Regulations)に基づき、廃棄物に分類された物質は、輸出相手国の地方政府が「廃棄物」として認可した場合のみ輸送が認められている。BMRAは、金属スクラップを「廃棄物」と定義しないように、欧州議会に呼び掛けている。

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