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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年6月4日 リマ 西川信康

ペルー:Untuca金山で地域住民400名が占拠

 業界紙等によると、プーノ県の小規模金山Untuca金山が、5月30日に地域住民ら約400名によって占拠された5日後となる6月4日、エネルギー鉱山省などの代表者によって構成される調停委員会が現地へ向けて出発した。
 同金山を操業するSociedad Minera Cartagenaのベンデス社長によれば、鉱山労働者29名が人質となっているが、安否の確認が出来ず、医薬品や食料も届かない状況が続いているという。
 鉱山周辺の住民の大部分は、零細鉱業を収入源としており、住民側は、同社が所有する鉱区900haのうち、300haを住民側に移譲するよう要求すると共に、鉱業ロイヤルティを納め、小中学校の校舎修復を行うべきだと主張している。
 なお、3日、警察官約200名が鉱山付近に出動したものの、地域住民らがアンホ爆薬やダイナマイトなどの火薬庫を占拠しているほか、鉱山への道路も封鎖されており、現状が掴み難い状況となっている。
 Untucaは200名の正規労働者を抱える小規模金山で、同社長によればこのうち管理職を除く大部分が地元プーノの出身者となっている。

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