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ニュース・フラッシュ

2008年6月6日 シドニー 増田一夫

豪:Apache社WA州Varanus島ガス工場火災事故、WA州資源各社に大きな影響を与える

 2008年6月3日、Apache社のWA州Varanus島ガス工場で、ガス管の破裂に続き、火災事故が発生した。既に初期調査を終えたが被害の程度や操業再開時期は明らかにされていない。
 Varanus島ガス工場は、WA州のガス供給量の3割を担っており、そのほとんどは法人向けであるため一般家庭に対する影響は無いが、WA州の資源企業各社に大きな影響を及ぼすとみられている。
 地元紙によれば、Minara Resources、BHP Billiton、Rio Tinto、Iluka Resources社、Oxiana、Newcrest Mining、Burrup Holding、Alumina、Alcoa、Santos、Origin Energy、Tap Oil、Jabiru Metals及びNewmont Miningの各社は、最も影響を受ける企業として名が挙がっており、減産や代替燃料の使用を余儀なくされ、その損害額は数億A$にのぼると見られている。
 Rio Tintoは影響を最小限に抑えるべく現在調査中であるが、Varanus島ガス工場はRio Tintoピルバラ地域の鉄鉱石鉱山への供給元である。
 BHP Billitonは、これまでは通常どおり操業を続けており、今後の影響について現在調査中であるが、Varanus島ガス工場はBHP BillitonのMt.Keith鉱山を初めとするNickel West及びMt.Newman鉄鉱石両オペレーションへの供給元である。
 Alcoaは当面ディーゼル燃料による操業を続け、その間に燃料の代替供給先を探すことになるが、少なくとも10百万A$の損害を被るとみている。
 Newcrest Mining社は、ディーゼル燃料による操業を続けるがTelfer金山の生産減は避けられないと予想されている。
 Iluka Resources社は、South Westミネラルサンド鉱山とMid Westミネラルサンド鉱山の段階的な停止を行い、代替供給先を検討するとともに、メインテナンス作業を行う。
 Mirana Resource社は、これを機にMurrin Murrinニッケル工場の操業を停止させメインテナンス作業を行うと発表した。

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