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ニュース・フラッシュ

2008年6月10日 リマ 西川信康

ペルー:イサシ鉱山次官、12年の探査期限問題、細則に反映

 6月10日、リマ市内のホテルで開催されたカナダ・ペルー商工会議所主催の「ペルーにおける鉱業の重要性」と題する講演会の中で、イサシ鉱山次官は、「探査期間の期限を12年と定めた法令1010に関して、現在、国内には約8,000件のコンセッションが存在しているが、そのうち生産段階に入っているのはごく僅かで、しかも、鉱区料を払うのみで何の活動も行っていない鉱業権者が数多く存在している。こうした状況は、真に投資を行うことが目的で鉱区申請を希望する投資家に対して、投資の機会を奪う結果になっている。従って、期限の設定は必要である」との認識を示した。一方、参加者から、鉱業は金属価格の動向に大きく左右される事業であり、また、地域住民との調整や、鉱山省からの許認可の遅れなどから、探査から開発まで12年以上を要するケースもあり得るとの指摘があり、これに対して、同次官は、十分精査して、活動中の投資家に不利益にならないよう、現在作成中の本法令の細則に反映させたいと語った。

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