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ニュース・フラッシュ

2008年6月23日 バンクーバー 武富義和

カナダ:Cameco、ロシア解体核兵器からの回収ウランの価格決定方法見直しについてTenex社と合意

 Cameco Corp.(本社:カナダ、Saskatoon)は、6月11日、ロシアTenex社との間で、商業協定に基づき解体核兵器から供給される回収ウランの値決め方法について合意したと発表した。
 Camecoは、現在、同協定に基づき、2013年末まで毎年7百万lb(3,175t)のウランの供給を受けることとなっているが、価格は、2001年に合意したままとなっており、現在のウラン価格が反映されていない。このため、Tenexは価格決定方法の見直しを要請していた。
 今回の見直しでは、2008~2010年間は従価とし、2011~2013年間の取扱量23百万lb(10,433t)のうち7百万lb(3,175t)については従来より高値での取引を行う。具体的には、60US$/lbのスポット価格及び通例のインフレ調整計数を想定して、毎年エスカレーションとして18US$/lbを加算する。新価格体系での取扱量は2011年1百万lb(454t)、2013年には3百万lb(1,361t)となる。
 上述した商業協定は解体核兵器から回収される高純度ウランを原子力発電所用ウランに転換するという米国とロシアの政府間協定の枠内に入っており、Camecoは、1999年、西側パートナーであるAreva社(仏)、Nukem社(独)とともに、ロシアTenex社との間で商業協定を締結しており、2001年と2004年に改訂を行っている。

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