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ニュース・フラッシュ

2008年6月23日 ロンドン フレンチ香織

英:Anglo Americanによる、「国際社会における社会的責任」に関するロンドン講演

 6月18日ロンドンにて、Anglo AmericanのCEOであるCynthia Carroll女史が同社の「国際社会における社会的責任」について講演を行った(講演内容全文:http://www.angloamerican.co.uk/static/uploads/Chatham%20House%20FINALdoc.pdf)。
 なお、本講演では、同社と中国で締結された協定覚書(MOU)についても述べられ、同社の中国鉱業のアフリカ進出を支援する意向を示した。この覚書では、Anglo Americanおよび中国双方に利益を生み出すようになっており、同社としては、同社が備えている南アにおける専門知識や経験を共有する代わりに、中国の交通設備などのインフラ及びエネルギー供給設備関連の技術を導入していく方針である。同社には90年間の南アでの経験と実績があり、独自の高度な選鉱技術、長期にわたって蓄積してきた現地の地質情報、現地コミュニティーと構築してきた信頼関係などがある。この経験を生かして、世界経済に大きな影響を与えている中国を支援する方針。
 また、南アLimpopo地域の汚水問題、地域住民の強制移住についても意見を述べ、汚水については、同社が調べたレポートによると、汚染物質が検知されていないと否定。また、地域住民に関しては強制的に移住したのではなく、彼等は以前住んでいた場所に戻っただけで、逆に同社が参入してから、病院、教会、学校などの設備が充実し、地域住民の感謝の声を良く聞くと積極的な態度を示した。

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