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ニュース・フラッシュ

2008年6月25日 シドニー 増田一夫

豪:Perilya社、CBH社の買収提案を拒否

 Perilya社(本社:豪パース)は、同社役員会が、CBH Resources社(本社:豪シドニー、以下CBH社)による買収提案を拒否したことを発表した。
 CBH社は、2008年3月26日に同社株3株に対しPerilya株1株をオファーし、2008年8月25日の合併完了を目指し交渉を続けていた。
 Perilya社は買収提案拒否の理由として、CBH社のマイナス要因(最近のCBH社が発表したEndeavour鉱山及びRasp開発プロジェクトの投資計画に対しPerilya社側が十分検討する機会を与えられなかったこと、Endeavour鉱山従業員220名の解雇やRasp開発プロジェクトの承認の遅れ等の利益縮小が懸念されること等)と、Perilya社のプラス要因(Perilya社Broken Hill鉱山の操業能率の改善、Mt.Oxide探査プロジェクト等の好結果による資産価値増大、最近の豪ドルベースでの鉛及び亜鉛価格の低迷に対し、Perilya社は金融市場でCBH社を上回る約80百万A$相当のヘッジ対策をとったこと等)を考慮した結果、合併条件が不適切と判断し、2008年8月25日の合併完了までに条件が折合わないことを理由に拒否したことを明らかにした。
 一方、CBH社は、最近になり同社株3.5株に対しPerilya株1株という新オファーを提案したにも拘わらず、Perilya社側が株主に諮ることなく役員会だけで拒否を決定したことに不満を示している。
 しかし、Broken Hill地域での鉱山操業に関しては合併による統合メリットが大きく、両社は、今後も合併交渉を継続していくことを表明している。

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