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ニュース・フラッシュ

2008年7月1日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:リン・ウラン鉱床探鉱の入札でGalvani社が落札

 6月19日付の地元業界紙によると、INB(ブラジル国家原子力産業公団)は、ブラジル北部Ceara州にINBが所有するSanta Quiteriaリン・ウラン鉱床の探鉱権をGalvani Mineracao社に与えると6月19日にリオデジャネイロで発表した。本件は、Vale、Bunge Fertilizantes社、Galvani Mineracao社の3社が入札で競合していた。落札者であるGalvani社はリン鉱石の探鉱を実施し、一方INBはウランの引取権を維持する。
 3社からの提案書はINB内部委員会により徹底的に調べられた、とINBは声明の中で発表した。INBによると、Santa QuiteriaプロジェクトはFortalezaの北212kmに位置し、ブラジル全土のウラン埋蔵量31万tのほぼ半分に匹敵する14万tとブラジルで最大のウラン埋蔵量があり、このプロジェクトの範囲に含まれるItataia鉱山は8万tのウランを保有する。INBによると、このプロジェクトはリン鉱床に関しては埋蔵量800万t、品位11%で、ブラジルのリン鉱床の平均品位が6%であることに対して非常に高品位である。
 INBは2007年に本入札手続を公示した。2008年1月以降どの企業が落札するか関心が持たれていた。ブラジル政府はウランに係わる全ての活動に独占権を有しているが、ブラジル鉱業界関係者の多くはより柔軟性を持たせるよう要求している。

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