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ニュース・フラッシュ

2008年7月1日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:政府は鉱業ロイヤルティ税率の引上げを検討

 6月19日付の地元業界紙によると、鉱山動力大臣Edison Lobao氏は、政府は鉱業ロイヤルティCFEM(Compensacao Financeira pela Exploracao Mineral)の税率引上げを検討中であることを認めた。
 また、ブラジル鉱業協会Ibramのホームページで、ブラジル政府が鉱業ロイヤルティを増やす意向であることを紹介している。
 現在、ブラジルの鉱山会社は売上高の0.2%から3%を鉱業ロイヤルティとして国と地方自治体に納めている。税率は鉱産物の種類により決定される。下院議会は既に鉱業ロイヤルティに関して審議待ちの法案を15件保有している。ブラジルで最も鉱山の多いMinas Gerais州出身の下院議員Jose Fermando Oliveira氏の提案した法案では、ロイヤルティ税率を最大6%までの引上げを求めている。
 Ibram会長Paulo Camillo Vargas Penna氏は「政治家は鉱業ロイヤルティ税率の引上げを望んでいるが、鉱業活動への課税が過大となることを認識していない。1990年代に鉱物資源価格が今日より低かった時に、鉱業ロイヤルティを引下げる提案をした政治家は誰もいなかった。鉱業ロイヤルティを引上げれば投資が減りかねない。」と懸念を示した。

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