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ニュース・フラッシュ

2008年7月7日 バンクーバー 武富義和

カナダ・モンゴル:Ivanhoe Mines Ltd.、Oyu Tolgoi開発に光明も、モンゴルの政情はなお不安定

 地元紙によると、モンゴルのOyu Tolgoi銅・金鉱開発を推進しているIvanhoe Mines Ltd.(本社:バンクーバー、以下Ivanhoe)の株価が6月30日、大きく値上がりした。これは、モンゴルの総選挙で開発指向の強い与党・人民革命党(MPRP)が過半数を確保する見通しになったことから同鉱開発に弾みがつくとの観測が広がったことによる。IvanhoeとMPRPは、2007年、Oyu Tolgoiの権益の34%をモンゴル政府に譲渡するという暫定的な投資契約に合意している。
 しかしながら、今回の総選挙結果を巡って不正があり死者もでたことから、反政府抗議行動が先鋭化し先行き不透明感が増しており、同社株価は7月2日、一転、大きく下落した。
 Oyu Tolgoiは、このプロジェクト単独でモンゴルのGDPの2倍相当の価値があると期待されており、年間10億lb(45.3万t)の銅、330千oz(10t)の金を35か年にわたって生産する大規模プロジェクトといわれている。

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