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ニュース・フラッシュ

2008年7月7日 リマ 西川信康

ペルー:La Zanjaプロジェクト環境影響評価、地域住民が承認

 業界紙等によると、Buenaventura社とNewmontとの間で進められているLa Zanja金開発プロジェクトを巡る環境影響評価報告書が、Cajamarca県Santa Cruz(サンタ・クルズ)郡Pulan(プラン)区内の住民らによって構成された総会に提出され承認された。総会には、市民オンブズマンや鉱山省、各自治体のほか、Bueaventura社の代表らが参加した。
 会社側は、地域住民の要請する環境への配慮やインフラ事業、農業開発への援助、地元雇用の実施を誓約した。さらにBueaventura社の社長は、数か月以内に鉱山建設を開始し、年産10万oz(3t)、8年から10年の生産を行う見通しを示した。
 これに対し、Valdiviaエネルギー鉱山大臣は、地域住民らの大部分が総会へ出席し、地域住民の総意で、本プロジェクトが承認されたことについて、大きな成果であったと強調した。
 一方、本総会の開催にあたって、警察が約3,000名の住民の総会への入場を阻止したとの情報もある。また、Santa Cruz利権保護戦線代表者によれば、環境影響評価の公開討論会は僅か20分ほどで終了し、しかも、Santa Cruz郡とは関わりのない人々によって承認されたと、批判している。

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