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ニュース・フラッシュ

2008年7月21日 バンクーバー 武富義和

カナダ:Barrick Gold、エネルギーコスト低減に向け、石油会社買収を模索

 世界一の金生産者Barrick Gold(本社:トロント)は7月14日、Cadense Energy Ltd.(本社:カルガリー、以下Cadense社)に対し総額350百万C$の現金による買収提案を行ったところであったが、更に17日には410百万C$への引上げ提案を行った。
 Cadense社は既に5月にDaylight Resources Trust(同、以下Delight社)からの買収提案を受入れていたが、新提案によりBarrick Goldによる買収提案に大きく傾いている模様。
 Barrick Goldは、原油価格が高騰していることから本業のコスト削減と新たな収益源確保を狙って石油会社の買収に乗出している。Cadense社の平均石油生産量(原油換算)は3,600bld(bbl/日)でディーゼル用の軽質油が70%を占めており、埋蔵量は18.2百万bbl、1bbl(原油換算)当りの買収コストは20C$、採油期間は13.8年という。
 Barrick Goldによると、Cadense社の取得で燃料消費の25%をカバーできる上、油田の寿命も長いことから中長期的に買収メリットは大きい。

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