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ニュース・フラッシュ

2008年9月8日 ロンドン フレンチ香織

フィンランド:Areva社(仏)、フィンランド北部で5年のウラン探鉱ライセンスを再申請

 業界誌によれば、Areva社(仏)は9月1日、フィンランド北部のLapland地域におけるRovaniemiとRanuaの境界上の110km2で、5年のウラン探鉱ライセンスの再申請を同国政府に提出した。同社はLaplandのウラン探鉱を2007年にも申請しているが、同国の環境基準および法的な鉱業条件を満たさないとして2007年1月、同認可は見送られている。同社関係者によると、今回の再申請が通過すれば、7~10年でFSを完了し、探鉱開発が順調に進めば、15年後には生産を開始する予定である。現状においても、ウラン資源が埋蔵されていることは確かであるが、採算性は不明とされている。
 フィンランドにおけるウラン探鉱の背景として同国地質調査所の研究によると、Fennoscandian Shieldにある先カンブリア系は、豪州やカナダの主なウラン採掘域の地質と類似しており、Nuottijarvi、Kesankituntui、Kapusta及びHepoにおけるウラン鉱床の過去のデータでは、平均品位0.01~1.3%の酸化ウラン(U3O8)が確認されている。しかしながら、1960年以来、同国でウランは採掘されておらず、同国のウラン探鉱においては、自然環境保護のため数々の探鉱申請が却下または制限されている。また、2007年1月にNamura Finland Oy社に発行されたKuusamo地区のウラン探鉱は1年間のみの探鉱ライセンスとし、鉱区に自然保護区があるため土地制限の条件付きである。
 Areva社のフィンランドにおけるその他の活動は、SiemensとのフィンランドOlkiluotoにおける2011年、原子力発電所を建設する予定である。

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