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ニュース・フラッシュ

2008年9月9日 北京 土屋春明

中国:8月30日に発生した四川省・雲南省境界で発生した地震被害状況

 安泰科によれば、8月30日に四川省と雲南省の省境にある攀枝花市-会理県で発生した地震により次のような被害が発生している。
(1) 中核華原チタン公司、チタン鉄鉱の供給障害
 甘粛省に拠点を置く中核華原チタン公司は、15,000t/年の酸化チタンの製造ラインを保有しているが、宝鶏(陝西省)-成都間の鉄道が不通となり、四川省攀枝花市からのチタン鉄鉱の供給が途絶えている。中核華原チタン公司は、生産スケジュールの調整と別のチタン鉄鉱供給元を探している。
(2) 雲南銅業涼山鉱業公司の大被害
 四川省会理県にある拉拉銅山を所有する雲南銅業涼山鉱業公司は大きな被害を受けた。9月2日現在で同公司が被った損害額は47百万元(750百万円相当)で、被災者3,512人、被災家屋1,400棟に及んでいる。
 雲南銅業涼山鉱業公司の保有する銅精鉱供給能力は、約30,000t/年であり、その主力銅山は拉拉鉱山で、埋蔵鉱量は800,000t(銅量)、平均品位Cu 0.84~1.1%である。同山は、現在、操業を停止している。

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