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ニュース・フラッシュ

2008年9月10日 リマ 西川信康

エクアドル:鉱業活動始動の兆し

 4月の鉱業指令で、主な鉱業プロジェクトが新鉱業法発布まで、事実上、凍結されているエクアドルで、鉱業活動が始動する兆しが見えてきた。
 Ecuacorriente社(本社:Quito)によれば、Xstrata、CODELCO、Tongling(中国)各社が同社所有のPanantza-San Carlos銅プロジェクトに興味を示し、プロジェクト参加を検討中であるとしている。同プロジェクトは、現在、FS段階にあり、鉱量(Inferred)は678百万t、品位Cu 0.62%、Au 0.05g/t、Ag 1.3g/t、Mo 0.008%とされる。
 一方、カナダのジュニア企業で、現在、ブラジルやチリ等で金山を操業しているKinross Gold(本社:加・トロント)が、エクアドルのFruta del Norte金プロジェクトを保有するAurelian Resources(本社:加・トロント)の80.8%に当る108,524,181株を9.6億US$で取得した。同金鉱床の鉱量は、58.9百万t、品位Au 7.23g/t、Ag 11.8g/t、開発資金として約5億US$を見込んでいる。
 なお、本格的な鉱業活動に向けて大きな鍵となる新鉱業法の内容であるが、最新の政府草案では、ロイヤルティは、生産レベルに従い3~8%が課され、ロイヤルティの配分は鉱山が立地する地域40%、閉山後の自然復旧基金25%、零細・小規模鉱山改善基金20%、国庫納付10%、基礎探鉱プログラム実施費用5%と設定されているとの報道がある。

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