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ニュース・フラッシュ

2008年9月23日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン:鉱山労働組合Santa Cruz州の反鉱業運動に対し協調を呼びかけ

 9月16日付の地元業界紙によると、AOMA(アルゼンチン鉱山労働者組合)は、鉱業活動規則を定義づけた鉱業同意書の作成をSanta Cruz州当局に提案した。Santa Cruz州政府はアンデス地域における探鉱活動を終了させることを目標として、過去に発行された鉱業活動許可を取り下げる法案作成に既に取り組んでおり、地元の地域住民らも2008年5月、州下院議会に対し鉱業活動でのシアン使用禁止の法案の提出を求めている。
 AOMAは、「今回の提案のポイントは、Santa Cruz州政府の政策、そして鉱業活動規則を確立するために鉱山従業員とCAEM(アルゼンチン鉱業協会)が何を期待しているのかを学ぶことにある。我々が受けている全ての不公平な批判から、鉱業活動を守ることが目的である。」と述べている。
 これに対し、Santa Cruz州知事は、今回の提案について「我々は金属鉱業界が環境インパクトに対して注意深く配慮することを強く望んでおり、操業者は慎重に安全と衛生対策を講じ、集団の労働契約も尊重して欲しい。」と述べた。
 Santa Cruz州では現在、複数のプロジェクトが進行中である。カナダPan America Silver社はManantial Espejo銀・金プロジェクトを数週間で開始する。米国Minera Andes社とペルーのHochschild社は既にSan Jose銀・金鉱山で操業実施中である。その他に、カナダExeter Resource社が操業するCerro Moro金・銀プロジェクト、カナダArgentex Mining社が所有するPinguino多金属プロジェクトがある。

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