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ニュース・フラッシュ

2008年9月24日 リマ 西川信康

ペルー:第1副大統領、防衛費増強目的に新規カノン税を提案

 業界各誌によると、Giampietri第1副大統領は、新規の鉱業、石油・天然ガスプロジェクトが生産を開始した際、新規のカノン税を適用し、防衛費に充当する提案を行った。
 第1副大統領は、現在防衛費の一部にカミセア天然ガス生産のロイヤルティが充てられているものの、利益の1%程度の防衛カノン税を併せて導入するべきであるとし、ペルーの軍備を改善・強化することは、国土の保全のみならず災害の対策にも貢献すると主張した。
 Araoz防衛大臣は第1副大統領の提案に賛成を表明したほか国会の防衛委員会は、軍備改善には50億N.Solesの予算が必要であるとし、本提案が2008年中に審議・承認されるよう国会内での合意形成を行う旨表明した。
 一方、Valdiviaエネルギー鉱山大臣は、9月からカミセア天然ガスの生産が倍増することから、防衛費向けとなるロイヤルティの額も上昇する見通しを示した。さらに、ペルーの鉱物生産量はまだ多いとはいえず、銅生産量は世界2位だが、1位のチリに比べて5分の1の生産量にすぎない一方で税率はチリよりも高いことに言及し、増やすべきなのは鉱物生産量であり、税金ではないと主張するとともに、新規カノン税の導入に関しては慎重に検討するべきだとしつつ、最終的に国会と調節を行うのは経済財務省であるとの見解を示した。

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