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ニュース・フラッシュ

2008年9月30日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Gaby鉱山権益をめぐるCODELCOと中国Minmetals社の動き

 2008年9月24日付け地元各紙の報道によると、CODELCO Arellano総裁は2008年9月23日に、CODELCOと中国Minmetals社がチリ第Ⅱ州のGaby鉱山の権益売却交渉を延期することに合意したと発表した。
 Arellano総裁は「長期に渡る協調の精神に基づき、CODELCOとMinmetals社はGaby鉱山売却に関する権利及び義務を無期限に延期する事に合意した。」と述べた。これに従えばGaby鉱山の権益はCODELCOが100%所有することになる。Gaby鉱山の銅カソード生産量は2008年8万t、2009年15万t、それ以降は年間16.5万tが計画されており(CODELCO全体の約10%に相当)、残存鉱量の減少や銅品位低下などが原因で銅生産量が減少しているCODELCOの現状に歯止めをかけることになる。
 発表によると、Minmetals社はCODELCOと共同で中南米の他の国やアフリカでの探鉱プロジェクトを実施していくというArellano総裁の提案を受け入れ、今回のGaby鉱山権益取得からは手を引いたとのことである。Arellano総裁は「すでに幾つかのプロジェクトが立案されており、近月中に双方で案件の検討が行われる予定」とコメントした。
 一方、2008年9月25日付報道によればMinmetals社がGaby鉱山の25%権益を取得するオプション権をまだ有していると報じたが、これに対してはMinmetals社、CODELCO双方ともコメントを発表していない。

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