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ニュース・フラッシュ

2008年9月30日 シドニー 原田富雄

豪:財務大臣、SinosteelによるMurchison買収を認める

 2008年9月21日、Swan財務大臣は、三菱商事とMurchison社によって開発が進められている35億A$を要する港や鉄道のインフラ整備も含め、WA州中西部の開発は多くの投資家に開放されていることが重要であると述べ、中国の大手資源商社である中鋼集団(Sinosteel)がMurchison Metals社の株式49.9%を取得することを承認した。中鋼集団は当初全株式の取得をFIRB(外国投資審査委員会)に申請していたが、豪州政府から再考を求められた結果、49.9%の取得に変更していた。
 当初の全株式取得申請時に豪州政府は、中国による豪州資源プロジェクトへの投資を49.9%に制限するという噂があったが、アナリストは、今回のSwan大臣の決定が今後の政府決定に一定のルールを設けたものではないと見ている。
 中鋼集団のHuang Tianwen会長は、28日、天津で開催された「世界経済フォーラム」において、豪州政府の決定(全株式取得でなく49.9%とされたこと)について失望していないと述べ、また、両国はいろいろな面で補完しあう仲にあり、中国からの投資を歓迎してくれており、ニッケル、クロム鉱山についての買収先を探していることを表明した。

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