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ニュース・フラッシュ

2008年10月6日 バンクーバー 村上尚義 2008. 10. 6 バンクーバー 大野隆幸

カナダ:BC州首相、北西部の送電線開発計画を発表

 カナダBC州のGordon Campbell首相は、2008年9月26日、同州北西部のNTL整備計画(送電線整備計画)の着工に向け、州政府が、1,000万C$の資金を投じる用意があると発表した。本計画はNorthwest Transmission Lineと称し、BC州北西部のHighway 37沿いのTerrace~Meziadin Junction及びBob Quinn Lakeまでの約335km、287kVの送電線を整備するものである。今後、環境影響評価調査と先住民との交渉を進めることとなる。
 NTL整備計画は、2007年、Teck Cominco、Nova Gold社が計画していたGalore Creek金・銅鉱山開発プロジェクトの頓挫等を受け、暗礁に乗り上げた状態となっていたもの。
 今回政府が提供する1,000万C$は、この整備計画実現のための推定コスト4億C$には及ばないものの、BC州鉱業協会のPierre Gratton会長は、「今回の首相の政治的決定は画期的な第一歩であり、長い年月を要する先住民と環境の問題を解決する上で重要であり、我々はこの決定を歓迎し、サポートしたい。」と述べた。
 なお、BC州鉱業協会による評価では、NTL整備計画実現による経済効果を150億C$の新規投資と年間300万C$の税収効果があると見込んでいる。

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