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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年10月6日 ロンドン フレンチ香織

ザンビア:プロジェクト開発の遅延により、2008年目標の600千t銅生産を達成できず

 業界誌によると、アフリカ最大の銅生産国であるザンビアは、プロジェクト開発の遅延及び新税制に関する鉱業界との論争により、2008年の銅生産は600千tを達成できないであろうと、ザンビア鉱業会議所は述べた。主な原因として、Equinox Minerals社(本社:パース)が有するLumwana銅プロジェクトは2008年第2四半期に年産169千tで生産を開始する予定であったが、2008年7月に鉱山施設で発電機が火災を起こしたため、操業開始は2008年12月へと延期された。また、DRCコンゴ政府が同国のLonshi鉱山から採掘された酸化銅鉱を、First Quantum Minerals社(本社:バンクーバー)が所有するザンビアのBwana Mkubwa SxEwプラントに輸送することを制限しているため、その分の銅カソード生産が遅れていることも原因となっている。
 なお、ザンビアでは2007年に523千tの銅が生産され、同国の輸出課税からの収益70%は金属によるものであった。ザンビア中央銀行によれば、2008年上期は前年同期比20%増の287千tの銅生産を記録している。しかしながら、これらのプロジェクト開発の遅延及び超過利潤税を含む新しい税制に関する論争によって、2008年の銅生産は総じて増加しないであろうとザンビア鉱業会議所は予想している。

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