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ニュース・フラッシュ

2008年10月10日 リマ 西川信康

ペルー:リマ証券取引所、鉱業株中心に2008年最大の下げ幅を更新

 業界紙等によると、2008年10月10日のBVL(リマ証券取引所)は、世界的な金融危機を原因とする株価の下落により終値は前日比10.81%安となり、2008年最大の下げ幅を記録した。BVLでは10月9日と10日、2日連続で取引の停止を行ったものの、売り注文に歯止めがかからず、10月6日に記録した2008年最大の下げ幅(9.27%)を更新する結果となった。
 なお、下落が最も大きかったのが鉱業(12.5%)で、以下に通信(12.38%)、工業(10.07%)、農業(7.55%)、銀行(7.36%)が続いた。
 一方、BuenaventuaのBenavides社長は、世界的な金融不安に伴い金属価格が下落する状況の中、国内の鉱山企業はより収益性の高いプロジェクトを優先し、相対的に収益性の低いプロジェクトに関しては適当な時期が訪れるまで見送る可能性を指摘した。同社長は、金融危機によって中国やインド等の新興国の需要が縮小するといった懸念が金属価格の下落につながっているとし、産銅国であるペルーが影響を受けずにいることはできないとしつつ、より低コストで高品位のプロジェクトを優先する等の対応が必要になると語った。

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