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ニュース・フラッシュ

2008年10月20日 バンクーバー 大野隆幸

カナダ:総選挙結果、環境政策の充実を訴えた自由党は議席減

 カナダ下院(任期5年、定数308議席)の総選挙が2008年10月14日行われた。世界金融危機が深刻化する中で、先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後、G7で初の国政選挙として注目を浴びたが、Stephen Harper首相が率いる保守党が、解散時より16議席伸ばして143議席とし、2年半の政権運営に対して一定の評価を得て第一党を堅持したものの、過半数の155議席には届かず、引続き少数与党による政権運営を余儀なくされる結果となった。一方、連邦炭素税導入をはじめとする環境政策の充実を訴え政権交代を目指したStephane Dion党首率いる野党第一党の自由党は、解散時より19議席減の76議席と大敗を喫した恰好となった。なお、選挙後の各党の勢力は保守党143(127)、自由党76(95)、ケベック連合50(48)、新民主党37(30)、緑の党0(1)、無所属2(3)となった。
(注:( )内の数字は、解散時の各党勢力)

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