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ニュース・フラッシュ

2008年10月20日 ロンドン フレンチ香織

ザンビア:ウラン開発に関する法律を制定

 業界誌によると、ザンビアの鉱業大臣は、10月6日、ウランの資源開発、貯蔵及び輸出に関する法律にサインした。制定によって、同国でのウラン鉱石、またはその他の放射性鉱物の採掘・製錬・貯蔵・輸出が許可されることとなるが、ウラン探鉱会社は、鉱業権を取得するまでに、放射線保護の管理計画、廃棄物管理計画及び多量の放射性物質の取扱いに関する危険性/安全性評価計画を提出することが要求され、また、海外からの鉱山会社は、環境及び健康を害さないことを保証するために、同国保健省の放射線保護局(Radiation Protect Authority)に輸出ライセンスを申請しなければならない。また、同法によって、同国のウラン鉱山会社及び輸出会社は、IAEAのガイドラインに基づいた輸入者の権限も証明することが求められる。
 同政府関係者によると、同国はウラン鉱の探鉱・採掘を活性化し、同国が誇る銅・コバルト生産に加え、鉱物資源の多様化促進を目指している。また、4月の報道によると、2009年までに同国でのウラン生産・出荷を開始することを望んでいる。
 ザンビアでは現在までに、相当量のウラン鉱徴がEscarpment Grit累層及びMid-Zambezi Rift砂岩の一部に確認されている。Karoo鉱徴地には、最大1,000ppmとなる砕屑堆積性ウランを含んでいる。1957~1959年間は、Nkana鉱山から合計で12万kgの酸化ウラン(U3O8)が生産されており、Mwombezhi ドームにあるLumwana Malundwe鉱床は、少量の金を伴う1,950万tの銅鉱(品位Cu 1.4%)の他に、約4千tの酸化ウラン(U3O8)を含む。Equinox Resources 社(本社:パース)は、同社が100%所有するLumwana銅プロジェクトで、最終段階のウランに関するFSも行っており、2010年にはウランを産出する計画である。なお、Lumwana鉱区での酸化ウランの合計は、概測+予測鉱物資源量で21.8百万lb(9,888t)とされている。

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