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ニュース・フラッシュ

2008年10月21日 シドニー 増田一夫

豪:BHP Billiton、Olympic Dam鉱山拡張計画から新製錬所建設を撤回

 BHP Billiton(本社:メルボルン)が、SA州Olympic Dam鉱山拡張計画から製錬所新設案を撤回すると地元紙が伝えた。
 BHP Billitonは、Olympic Dam鉱山拡張計画について、生産物の一部は精鉱として出荷することを考えており、製錬所新設を撤回し、鉄道、火力発電所等を含むインフラ整備を主体とすることを新たに計画している。製錬所新設案については、初期投資コストが上昇しており、特にOlympic Dam鉱山のような奥地での製錬所建設は資本コストに見合った付加価値を見込めるかどうか、リスク要因となり得るとしている。
 一方、SA州のRann首相は、同州内で可能な限り精鉱が処理されるべきとして、この計画変更に反対している。
 BHP Billitonによると、拡張計画に関する政府の環境承認手続が当初予定の2009年内に得られず、早くとも2010年上旬にずれ込む見通しに触れ、拡張計画に関する正式発表はしばらく時間がかかる模様である。

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