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ニュース・フラッシュ

2008年10月27日 ロンドン フレンチ香織

カザフスタン:Kazakhmys社、合併計画を撤廃

 業界誌によれば、LSE(ロンドン証券取引所)上場のKazakhmys社は2008年10月17日に、7月14日に最初に発案した同社の合併計画を撤廃したと発表した。同社は、合併交渉に参加した企業名を公表していないが、9月にUdokan銅鉱床の開発権を獲得したロシアの大手企業Metalloinvest社と推測されており、企業アナリストの間では、ENRC社、Kazakhmys社及びロシアのMetalloinvest社の3社の提携関係が予想されていた。なお、合併計画が撤廃された際、カザフスタンのKarim Masimov首相は、「経済市場が回復し安定すれば、ENRC社及びKazakhmys社の株式売却オファーを行う可能性もある。」と述べている。
 Kazakhmys社は世界第10位の銅生産会社であり、2008年8月には同社の新規発行株式(株式総数の15%)を政府に譲渡する代わりに、政府が保有するENRC社株式の一部(発行総数の7.66%)を譲り受ける形で、ENRC社株式を取得し、さらに市場で2.77%を購入、その結果、ENRC社株式の保有比率を交換前の14.6%から、25%にまで増加させている。Kazakhmys社の株価は現在、銅価急落と地政学リスクに伴い、鉱業部門の株価急落に大きく影響され、ここ2か月で80%以上も下落している[10月24日の株価、239.50GBX(英Pence)]。

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