閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年11月3日 バンクーバー 村上尚義、室井エリサ

カナダ:Barrick Gold、第3四半期報告を発表

 世界第1位の産金会社であるBarrick Gold(本社:Toronto)が、第3四半期報告を発表した。今期の純利益は2007年同期と比較して、約26%減の254百万US$となった。今期の利益減少の主な原因はHighland Gold Mining社などへの資産運用投資の投資評価損を計上したためである。
 昨今の世界市場の急激な下落で、小規模鉱山会社や小規模開発プロジェクトを手掛けているジュニア鉱山会社は大きな打撃を受けており、Barrick Goldが20%の株式を所有するHighland Gold Mining社(英国及びロシアで鉱山を運営)も同様で、株価は6月30日から約78%下落している。
 一方、一般紙等によると、Barrick Goldは現在の鉱山各社の低い株価と、金価格上昇への期待感から、企業買収に積極的に取組む意向を表明している。同社の最高財務責任者Jamie Sokalsky氏は、32億US$(現金17億US$と信用限度枠15億US$)を企業買収に充てる用意があり、市場のあらゆる可能性を視野に入れ模索していると述べている。
 同社動向として、2008年9月に社債12.5億US$相当を売却し、権益60%を有するNV州Cortez鉱床の残り40%の権益獲得資金に充てている。

ページトップへ