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ニュース・フラッシュ

2008年11月10日 バンクーバー 村上尚義、室井エリサ

カナダ:Kidd Creek鉱山労働組合、Xstrataとの労働協約に合意

 Xstrataが操業するKidd Creek鉱山(加ON州北部)で、同鉱山の製錬部門労働協約が9月30日に失効した。同社は協約更新を提示したが、同山のCanadian Auto Workers Union(カナダ労組)は賃金などの更新契約内容に同意できないとし、組員約700名が10月1日からストに入っていた。その後、Xstrataは新たな更新協約を提示、労働組合幹部は11月5日に新協約に暫定合意し、11月6日に組合員の承認会合が開かれ、出席者71%の合意により協約締結に至り、ストは終結した。
 新たな契約内容には、昇給(1年目:3.25%、2年目:3%、3年目:2%+生活費手当)、契約賞与2,000$、健康・歯科保健の改善、交代勤務割増賃金、また契約書言語の改善が含まれる。
 昨今の金属価格の急激な下落もあり、今回のストによる銅・亜鉛価格への影響は判断できない。しかし、このストにより、銅山の運搬作業を担当しているOntario Northland鉄道が経費削減のため29名の従業員を一時解雇している。
 Kidd Creekは、Xstrataが2006年にFalconbridgeを吸収合併した際に獲得した。銅・亜鉛・鉛・銀鉱山と選鉱場及び銅・亜鉛製錬所からなり、生産量は銅アノード6.5千t/年、カソード125千t/年、亜鉛140千t/年、硫酸540千t/年である。

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