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ニュース・フラッシュ

2008年11月10日 ロンドン フレンチ香織

カザフスタン:カザフスタンと中国、ウランJV探鉱・処理開発に合意

 業界誌によれば、カザフスタンの国営ウラン生産会社Kazatomprom社は2008年11月7日、中国2社と共同で、中央アジアにてウラン探鉱及びウラン原子燃料への処理開発を行うことに合意したと述べた。カザフスタンは、世界第5位のウラン埋蔵量を有し、本開発によって、2年後には豪州及びカナダを越す世界第1位のウラン生産国になることを目標としており、同国経済の石油依存状況を打開するために、経済の多様化を目指している。また、本JV計画によって、Kazatomprom社は、中国での原子力発電所の建設にも協力することとなる。
 本共同開発案は、Kazatomprom社、CGNPG(China Guangdong Nuclear Power Group)、CNNC(China National Nuclear Corp)の3社で合意され、本計画の一部として、3社はカザフスタンの3鉱山(Irkol、Semizbal、Zhalpak)を稼動することとなる。Kazatomprom社によれば、Irkol鉱山では既に生産を開始しており、現在は750t/年のウラン生産を目標としている。また、2009年生産開始予定のSemizbal鉱山は年間500t/年のウラン生産が期待され、年産700~750tとされるZhalpak鉱山に関しては、詳細は公表されていない。なお、同ウランJV開発の権益は総じて、カザフスタンが51%、中国が49%の割合になる見通し。

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