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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年11月14日 リマ 西川信康

ペルー:自発的拠出金、消滅の可能性

 業界紙等によると、Isasi鉱山次官及び鉱業協会のCruz会長は、金属価格が今後も下落を続けた場合、2009年の自発的拠出金は減少し、2010年には消滅する可能性があると指摘した。
 自発的拠出金は、金属価格が一定の価格以上であることを条件に、企業が利益の一部を鉱山の影響下地区を対象に拠出する制度であるが、2009年Q3の鉱山企業収益は前年比で平均35%減少している。
 Cruz会長は、2007年は各社とも大幅な利益を得たため2008年の自発的拠出金は予定額を上回る518百万N.Soles(現レートで167百万US$)となったが、昨今の急激な金属価格下落により鉱山企業の収益が落込んでいることから、2009年の拠出額は500百万N.Solesを下回るだろうとの見方を示した。
 またIsasi次官は、銅価格は拠出金の条件である下限価格に接近しつつあるとし、拠出金そのものが消滅する可能性も指摘した。
 なおCruz会長は、減少するのは自発的拠出金のみだけでなく、所得税やカノン税、ロイヤルティにも影響が及ぶとしつつ、企業毎に生産する鉱種によってその程度は異なるとコメントした。

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