閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年11月17日 バンクーバー 村上尚義、室井エリサ

カナダ:Cameco社、2008年Q3報告を発表

 世界の主要なウラン生産会社の一つであるCameco社(SK州 Saskatoon)は、2008年Q3報告を発表した。今期は2007年同期と比較し、ウラン生産、燃料処理、電力発電及び金生産のそれぞれの分野で売上が増し、収益は約7%増加の729百万C$を、純利益は48%増加の135百万C$を計上した。
 今期、ウラン部門での売上量は9.8百万lb(4,400t)と2007年の7.2百万lb(3,300t)を上回ったが、ウランの実勢価格が52.76US$/lbから37.88US$/lbと大幅に下落したため相殺された形となり、売上高は2007年同期とあまり変わらないものとなった。しかし、金生産部門では売上量増量と金の実勢価格の高騰(2007年同期の680US$/ozから860US$/oz)により、2007年同期と比較して39百万C$増の143百万C$と大幅に売上高を伸ばした(Cameco社はキルギスとモンゴルに金山を所有するCenterra Gold社(ON州・Toront)の株式53%を所有)。
 またCameco社は、純利益は増したものの昨今の不安定な世界経済や世界的な金融引締め政策を受け、支出の見直しを検討するなど、今後の計画に慎重に対応していく考えであること発表し、2008年のウラン生産量を当初公表していた19.6百万lb(8,900t)から17.7百万lb(8,000t)に修正している。

ページトップへ