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ニュース・フラッシュ

2008年11月17日 シドニー 増田一夫

豪:鉱業分野で雇用削減の動き(続報)

 地元紙によれば、景気低迷の影響により、鉱業分野で雇用削減の動きがますます広がっている。
 Whim Creek銅山(WA州)、Tritton銅山(NSW州)を操業するStraits Resources社(本社:Perth)は、銅価低迷の影響で、間もなくWhim Creekの操業を一時停止する他、拡張計画が進行中のTrittonも先行きが不明であり、本社及び2鉱山で100名の人員削減を行った。CBH Resources社(本社:Sydney)はEndeavor鉱山の新操業計画を下方修正し、新たに115名の人員削減を発表した他、Newcrest Mining社(本社:Melbourne)は2008年12月までにTelfer金山で400名の人員削減を行う。
 鉱業分野の人材サービスを行っているMining People International社(本社:Perth)は、最近の鉱業分野の雇用状況について述べ、新規採用を控え様子見の会社が増えていること、正規採用ではなく短期間の契約ベースでの採用を考える会社が増えていること、これまでは売手市場で未経験者をやむなく雇用してきた会社が、買手市場となり経験のある優秀な人材を選択できるようになったこと、開発部門より探査部門の人材の雇用が深刻な状況にあること等を語った。
 WA州Curtin工科大学鉱山学部のPaul Dunn教授は、景気低迷が長引けば、在校生の鉱業分野への就職に加え、入学者数にも影響することになり、かつての入学者数低迷の時代に逆戻りしてしまうと訴えている。
[第1報はNF №08-45(11月12日付)]

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